
今日もひろさん聞かせてもらおうか?

ゆきひろさんよろしくお願いいたします。
エホバの証人の道を突き進む母親
ある日曜日、母親は朝から出かけて行きました。
買い物に出かけているのかなと思いましたが、それにしても長いと感じました。
午後になって、ようやく母親が帰宅すると母親はこう言いました。
”お母さん集会に行っていたのよ”
うん?しゅうかい?なにそれ?
それからしばらくして、火曜日の晩にも行くようになり、金曜日の晩にも集会に行くようになりました。
私には兄がいますが、母親が集会に行っている間は一緒に好きなテレビ番組を見るなどして母親の帰りを待っていました。

何や集会って週に3回あるんや!

今は火曜日の書籍研究が無くなり、木曜日または、金曜日、そして日曜日だけになりましたね。

日曜日は礼拝やろ?
火曜日と木曜日か金曜日かようわからんけど、それは何をする日なん?

火曜日は書籍研究と言ってものみの塔が出版している書籍を教科書にして学びます。
木曜日または金曜日は会衆によって曜日は異なりますが、神権宣教学校と奉仕会というプログラムがありますね。
このプログラムでは、伝道の質を向上させたり、男性であれば、演壇から話す訓練をする場を提供しています。
女性の場合は会話と言って、伝道をしている場面を想定して二人でします。

そして、日曜日は礼拝ではなく、公開講演とものみの塔研究の時間ですね

演壇から訓練って、わしらからすると神学校に入ってやったりするやつやんな?

確かにそうですね。
初めて地域大会に参加する
私が小学生三年生の夏休み、母親は私をエホバの証人の大会に誘いました。
このときの母親の誘い方は実に見事でした。
ポートライナー乗りに行こうか?というものでした。
※この写真の旧型に乗っていましたが・・・・
当時、実ポートライナーが好きでよく母親にねだってよく一緒に乗っていました。
しかし母親は私を騙すということはせず、ポートライナーに乗ってお母さんが行っている集会の拡大版である地域大会に行くよと言いました。
当時私はとても大喜びでした。
そして当日ポートライナーに乗り、地域大会の会場へ少し遅れて入ると、年配の女性の体験談を話されているシンポジウムのプログラムが始まっていました。
話の内容は、ご主人からの激しい反対に遭いながらそれでもエホバの証人は辞めず、伝道や集会に参加していますという内容でした。
中にはご主人から殴られたり、ご友人から嫌がらせをうけたりという話が主で、それでもエホバの証人は辞めずに頑張っていますというもので、これをインタビューワーの方、ものすごく褒めて励ましていました。
この話が一時間以上あり、子供だった私は退屈で、母親は聞くに堪えない顔をしていました。
あとから母親から聞きましたが、このシンポジウム(経験)のプログラムは母親が一晩嫌いなプログラムだったようです。
母親はしばらくしてから帰ろうかといい、私は母親とポートライナーに乗って帰宅しました。

はははおかもっさん
電車につられたんやな。
しかし地域大会って何や?

夏に開催するエホバの証人のイベントと言うことができますね。
近隣の会衆から大きい会場へ集まっていくので、普段会えない仲間の信者の方と交流できますし、子供達には聖書劇というプログラムもありました。
しかし大会の中身全体は、講演や先ほどのシンポジウムでエホバの証人の体験談を話すのがほとんどで、子どもたちにはかなり退屈なものになっていたと思いますね。

何や!キッズワーシップが無いんかいな?
子供は話聞いても理解できへんやろ?

これはクリスチャンの方からかなり驚かれるかもしれませんが、エホバの証人の大会や集会には、キッズワーシップみたいなのはありません。大人も子どもたち同じプログラムを受けます。
だから子どもたちは退屈しますよね?
それで行き過ぎたばあい、親が子供に対して事件を起こしたりしてしまうわけです

なるほどな!
初めて集会にいく
私は集会に行きたくなりました。
どんなことが行われているのか?
どんなことを学んでいるのか?
小学生ではありましたが、母親がしていることに興味がありました。
初めて集会に行くと、ほぼ全員の参加者に声をかけられました。
お母さんと一緒にえらいねとか、はじめてきたんだねとか、聖書とものみの塔をプレゼントをしてくる人もいましたし、友達を紹介してくれる人もいました。
当日これが、ラブシャワーであることは全く知りませんでしたが….
いざ日曜日の公開講演に参加してみると、全く話の内容が分かりませんでした。
なので、ものすごく退屈でした。
そしてこのあとのものみの塔研究はさらに退屈でした。
ずっと訳の分からない言葉がずらずらと出てきて、日本語で話していても、これって日本語なのかみたいな感じでとても難しかったです。
集会が終わってからまた、知らない人から、すごく、頑張ったねと褒めてくれました。
集会は退屈な場所ではありましたが、知らない人から褒めてくれるそのよう場所と認識するようになりました。

いよいよ集会に行ったんやな
いきなりラブシャワーみたいなもん受け取ったな

ラブシャワーといえど、やっている本人はそれを喜んでやる人もいたでしょうし、イヤイヤやっている人もいたでしょうね
ゆきひろさんが、エホバの証人デビューの日ということですね。
小学生からでも集会へ行くと、ラブシャワーは受けるもんなんですね

うちの教会でもラブシャワーみたいなのがあってええとは思うな

まぁここは逆にエホバの証人から学ぶところかもしれませんね
しかし私たちの教会のウェルカムチームは頑張っておられますよ!
なかたさんもそうですよね。

わしもウェルカムチームやったわ!!

とりあえず今日はこのあたりにしましょうか。

次はひろさんがエホバの証人になるという話やな。

いやいやまだですよ。
まだ母親がエホバの証人になってませんし…

冗談やがな….

ははは今度はなかたさんが聞くに堪えない顔をしてますね!!
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