なぁひろさん！！
なんであんさんイエス様を神と認めへんの？？
いや、イエスキリストは神ではないですよね
エホバの証人時代にそのように学んできましたから・・・
というか聖書にイエス様は神と書いてあるやん
そういう聖書個所が本当にありましたか？
私は見たことがありませんよ
確かにゆきひろさんはエホバの証人になるための教育を幼いころからやってましたので、どうしてもイエス様が神ではないと考えておられますね
本当にイエスキリストは神ではないですよね？
だって聖書にはそう書かれていませんから・・・
確かにゆきひろさんがそのように考えてしまうのは当然のことですね
今回はイエス様が神であると私たちが信じていることを一緒に考えてみましょうか？
エホバの証人がイエスキリストをどのように見ているのか？
エホバの証人はイエスキリストを神としてみていません。
エホバの証人のWEBサイトにはこう書かれています。
反対者たちは，イエスが自分を神に等しい者としていると訴えました。（ヨハネ 5:18; 10:30-33）しかし，イエスが自分は全能の神と同等であると述べたことは一度もありません。むしろ，「父はわたしより偉大な方」と言いました。―ヨハネ 14:28。
イエスの初期の追随者たちも，イエスを全能の神とはみなしていませんでした。例えば使徒パウロは，イエスの復活後に「神は彼[イエス]をさらに上の地位に高め」たと書いています。パウロがイエスを全能の神と考えていなかったことは明らかです。もしイエスが全能の神ならば，神によってさらに上の地位に高められることなどあり得ません。―フィリピ 2:9。
私はエホバの証人時代、このことが当たり前のこととして思ってました。
そしてこのことをエホバの証人時代によく学ばされました。
神の御子だから神ではない。・・・神の子どもだから
神が最初に創造されたのはイエスキリストである
キリスト教が教えている三位一体は、理屈に合わない
イエスキリストは神ではないということは、キリスト教の人が知っていない情報なので、私はこのことを知っているんだという優越感がいつもありました。
なるほどな！
エホバの証人はイエス様が神ではないということを学ばされるんやな・・・
エホバの証人は三位一体を否定しています
そのためイエス様が神ではないということを、エホバの証人は何度も学びます
じゃ窪ニッさん！
エホバはイエス様をどう考えてるんや！
エホバの証人の方は、イエス様をミカエルとしてますね
ほんまか？
イエス様をミカエル・・・
そんなん絶対にありえへんやん！
私たちはそう考えてしまいますよね
ミカエルは人間になる前のイエスキリストの名前であり、天に戻られた後の名前でもありますよね？
ええ！！そうか？？
ユダの手紙の中でイエス様は民をエジプトから救い出しましたとか、イエス様は自分の居場所捨てたみ使いを鎖でつないで閉じ込めたとかあるけど、そのあとにみ使いのかしらミカエルが出てくるやん
じゃなんで、同一人物・・・まぁ神様天使やから人物とは言わんかもしれんけど、同一人物やったらなんでここで区別しとるんや？
確かにそうですよね
ユダの手紙の中でイエス様が登場した後で、ミカエルがでてきます
同一であれば、わざわざ別々の名前では書きませんよね
それに窪ニッさん！！
イエス様って創造主やんか
イエスは創造主であると書いてあるやん
ヨハネ1章３節に書かれているみことばですね
しかしここはエホバの証人の新世界訳聖書と、我々が使っている新改訳または新共同訳とは言い回しが異なりますね
なんか意地でもイエス様を神としてへんような、頑固さがあるんやないか？
確かにそうとも言えますね
聖書にはイエスキリストを神であると書かれているのか？
聖書にはイエスキリストが神であると書かれている個所はあるんですか？
書かれていますね
すぐに思いつくのは、ヨハネ１章１節ですね
ことばは神であったという聖句やな！！
聖書にそういうことが書かれていましたっけ？
実は新世界訳聖書1985年版には、文字通りことばは神であったと書かれています
新世界訳聖書2019年改訂版にはことばは神のようであったと書き直されていますが・・・
私はその聖書個所を知りませんでした・・・
何や！クリスチャンやったらこの聖書個所は知っとると思っとったけどな・・・
なかたさん！
読んでいるというよりも、ものみの塔や他の書籍ではその箇所を強調しないのです
だからゆきひろさんは分からないのです
これはゆきひろさんが悪いのではなくて、正しく聖書を教えていないエホバの証人の上層部である統治体の責任になりますね
じゃ窪西牧師！！
実際に聖書ではイエスキリストが神であると書かれているところを教えてくださいよ！！
分かりました！！
お答えしますね
イエスが安息日を破っていただけではなく、神をご自分の父と呼び、ご自分を神と等しくされたからである。
新改訳聖書 ヨハネ５章１８節
キリストは、神の御姿であられるのに、神としてのあり方を捨てられないとは考えず、ご自分を空しくして、しもべの姿をとり、人間と同じようになられました。
新改訳聖書 ピリピ(フィリピ)２章６節、７節
神がご自分の血をもって買い取られた神の教会を牧させるために、聖霊はあなた方を群れの監督にお建てになったのです。
新改訳聖書 使徒２０章２８節
いくつか挙げてみましたが、ゆきひろさんどうですか？
特に使徒20章28節は確かに神がご自分の血をもって買い取られた・・・とありますが、この個所は新世界訳聖書にはなかったような気がいたしますが・・・
ゆきひろさん！
ここは新世界訳聖書では言い回しが異なりますね
言い回しが異なる・・・
つまり改ざんしとるということやろ！！
新世界訳聖書はイエスキリストが神である個所が置き換わっている？
新世界訳聖書ではこれらの個所が置き換わっています
どこが書き換わっているかをお知らせしますね
神を自分の父と呼んで自分を神のような者としている，という理由だった。
新世界訳聖書2019年版 ヨハネ5章18節
キリストは神のような方でしたが，神と同等になろうなどと考えることさえしませんでした。
新世界訳聖書2019年版 フィリピ2章6節
その会衆を神は自分の子の血によって買い取ったのです。
新世界訳聖書2019年版 使徒20章28節
言い回しが全然違います！！
何ですかこれ？
こりゃひどいな！
イエス様がこれじゃ神やないやん！！
・・・ということなんです
もしエホバの証人が聖書をそのまま使っていたら、矛盾することになりますよね
エホバの証人はイエス様を神としていませんから・・・
なのでエホバの証人専用の聖書がどうしても必要だったと考えることができますよね
もしイエスキリストが神でなければ、ヘブライ語聖書、ギリシャ語聖書で矛盾が生じる
エホバは救い主であり、私以外救い主はいないとイザヤ４３章１１節で書かれています。
しかしルカ2章11節ではあなた方の救い主キリストが生まれましたと書かれています。
もしイエスキリストが神でなければ、ヘブライ語聖書、ギリシャ語聖書で矛盾が生じます。
窪ニッさん！
ヘブライ語聖書、ギリシャ語聖書って何や？
エホバの証人は旧約、新約とは言わなんです
旧約をヘブライ語聖書、新約をギリシャ語聖書と呼んでいますね
なんかようわからんな・・・
まぁ話が脱線してもうたけど、とにかくイザヤ書では救い主は神様しかおらへんというけども、エホバの人の言うことがほんまやったら、確かにルカ２章の聖句は矛盾することになるわな・・・
イエスキリストは神のようであるからじゃないですか？
イザヤ書では”私のほかに救うものはいない”とあります
ということは、イエス様が神のようであるということは神ではないということなので、救い主ではなくなります
そっくりさんでもそうやんか！
AさんはBさんにそっくりでも別人やんか
そうですか・・・
まぁ確かに別人だったら違いますよね
ゆきひろの経験
私はエホバの証人時代、イエスキリストはミカエルであるということを学びました。
母親が購入した洞察という本で、イエスキリストがミカエルであることを真剣に学びました。
そして私の兄にも私は、イエスキリストはミカエルなんだと言っていました。
兄ちゃん！
イエスキリストはミカエルなんだよ！！
このことはエホバの証人を辞めた後でも根強く残っていました。
私はキリスト教の教会に通いだしたとき、イエス様と言われることにかなり抵抗がありました。
なぜ神ではないイエスキリストに様を付けるのか？
むしろ様をつけることに対して腹立たしく感じていました。
なんでイエスキリストに様を付けるんだ！！
また、当時教会にいた日本人の協力牧師からイエスキリストは神なんですよ！と力説されたときに私は思わずこのように言ってしまいました。
私がイエスキリストを神と信じられるわけがないじゃないですか！！
協力牧師は黙ってしまいました。
また教会の牧師からもヨハネ1章1節を何度も読むように言われましたが、ここの聖書個所はエホバの証人がGod ではなくa Godであると解説しているため、何度読んでも意味が分かりませんでした。
神であると書かれているけども、ここは神ではないよね・・
ある日、私は使徒20章を読みました。
ここには神がご自分の血をもって買い取られたとあります。
うん？
確かにヨハネ1章の聖句以外にもイエスキリストが神であると書かれているなぁ
この個所を新世界訳聖書で見てみると、神がご自分の子の血によって・・・になっていました。
内容が書き換わっている・・・
しかしこのことだけでは納得できず、他の聖書個所を調べました。
コロサイ1章15節をみたとき、御子は見えない神の姿であり・・・という聖句を見つけました。
ひょっとしてここも新世界訳聖書では変わっているのでは？
そう思い、新世界訳聖書で調べてみると、神に似た者となっていました。
これが新世界訳聖書が改ざんされているということか！！
そこから私はイエスキリストが神であるということを認めました。
なのでイエス様と呼ぶようになりました。
まだほんの少しだけ抵抗がありますが・・・
まだあるんかいな・・・
また少年時代の私は洞察の本などで、間違った情報を真剣に学んでいたことになります・・・
う～ん！間違った情報を私は真剣に学んでいたのか・・・
そのことにとてもがっかりしてしまいました。
真剣に学んだこそ、イエス様が神であることが誰よりも理解できるのではないでしょうか？
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はイエスキリストが神であることを聖書から見ることができたのではと思います。
なるほど・・・
聖書を読み比べると分かりやすいですね
因みに日本で出版されている新改訳、新共同訳、口語訳もそうですが、ほとんどがイエス様を神として書かれています
今日は勉強になったわ！！
なんでゆきひろさんがイエス様を神としてみてへんのかが分かったわ！！
聖書にはハッキリイエス様は神として書かれています
聖書信仰があれば、イエス様は神であるということを認めなければなりません
最後にこの聖句で終わりたいと思います
偽り者とは、イエスがキリストであることを否定する者でなくてだれでしょう。御父と御子を否定する者、それが反キリストです。
だけでも御子を否定する者は御父を持たず、御子を告白する者は御父も持っているのです。
ヨハネ第一2章22節、23節
確かにエホバの証人はイエスキリストを認めていると言っていますが、神としては認めていません。
この聖句に書かれているように、御子を神として否定する者は反キリストであるということです。
ほんまにはったりかましとるんやな！！
まぁ悪いのはエホバの証人の上層部であって、一般のエホバの証人のみなさんは悪くないです
私はこのことをエホバの証人の方や、辞めてしまわれた元エホバの証人のみなさんにお伝えできればと思ってます
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