
ゆきひろさん!
今日もお話よろしくお願いいたします

よろしゅう頼んますわ!!
母親が伝道者となり、バプテスマを受ける
私の母親はエホバの証人の道を突き進んでいきました。
母親が学びだしたころ、母親と同じ時期にお二人ほど研究生となった人がいました。
母親はこの方たちともすぐに仲良くなり、会衆内での人間関係はとても良好でした。

おそらく母親はこういう人間関係があったからこそエホバの証人になれたんだと思います
母親はこの会衆が好きでした。
母親はこのように言っていました。
こないだ巡回監督という人が来られたんだけども、巡回監督はあなたたちの会衆は自由の会衆であると褒めていたの!!

巡回監督って何や?

巡回監督とは、会衆を周ってきちんと会衆の運営がされているかどうか確認する人ですね
分かりやすく言えば、会衆をチェックする人のことです

そうなんや・・・
その会衆内で、変な教えが広まったらあかんから、そうしとるんやろうな・・・

そう思いますね
因みに巡回監督の上にも地域監督がいて、巡回監督を監督する地位にいます

エホバはしっかりしとるんやな・・・
母親は伝道者となり、そしてバプテスマを受けエホバの証人となりました。
このときの母親はとても喜んでいました。

エホバの信者になるためには、段階を踏まんとあかんのやな・・・

その通りです
研究生からはじまり、伝道者、そしてバプテスマを受けられます
そのため、エホバの証人になるためには1年から2年以上費やす人もいます

使徒の働きに出てくるエチオピアの宦官のように、すぐバプテスマは受けられへんのやな・・・

確かにそうですね
キリスト教の牧師の息子と友達になる
私は小学6年になりました。
ちょうどそのころ、九州から転校してきた人がきました。
席も隣同士ということもあり、私はすぐに友達になりました。
友達の名前は元村君(仮名)といいお父さんの仕事の都合できたとのことです。
ある日、私は元村君と一緒に帰宅するとびっくりしたことがありました。

これが元村君のおうちかぁ・・・
結構大きいな・・・
うん??
ここってキリスト教の教会じゃない??
実は元村君は教会の宿舎に住んでいて、彼のお父さんはキリスト教の牧師でした。

ええ!!キリスト教の牧師!!
めちゃめちゃ敵やん!!
私はこの元村君とは、距離を置いた方がいいのではと思ってましたが、元村君自体かなり性格がよかったので、距離を取らずむしろよく一緒に遊ぶようになりました。

へーそうなんや!
エホバってキリスト教否定しとるんやろ?
敵の子どもと遊んどいていいんかいな

当時は私も友達が欲しかったですね
またこの元村君は性格のよい子でしたので、仲良くなりたいと思っていました

確かにエホバの証人からすると異教の子どもですよね?
付き合うとなると周りのエホバの証人から言われたことはないですか・

このころの私は、集会には行っていませんでしたし、むしろ母親も元村君の性格がよいことがわかって、引き離すようなことはしませんでしたね

それは意外ですね・・・
母親、元村君を認める
私の母親は元村君のお父さんが、キリスト教の牧師であることを知っていました。
そのため、母親は元村君と遊んでほしくないことを行っていましたが、母親も彼の人柄などで彼を認めざるを得ませんでした。

ひろさんのお母さんは牧師の息子を認めたんやな!!

そうですね
それから私は元村君と教会の中で遊んだりしていましたね

教会は場所にも寄りますが、広いから遊びやすかったのではないですか?

確かに楽しかったです
教会探検みたいなこともやってましたね
たまにお兄さんみたいな人が来て教会の中で卓球をやっていたり、結構楽しんでいましたね

なるほど
教会員の人も来ていたんですね

元村君からこう言われたことがありましたね
ひろ君さぁ、教会に行けばいろいろなお友達いるよ。
教会は楽しいところだよ。
女の子もいるからにぎやかだよ!!

女の子・・・というのがめっちゃ気になるけど
元村君はちゃっかり伝道しとるやん!!
ひろさんはどうやったんや・

やっぱり私は行かなかったですね・・・
確かに教会には優しいお兄さんもいましたし、女の子がいることも教会に対して魅力的に感じていました。
しかしキリスト教はサタンの手下であるとエホバの証人時代教えられていましたので、行きませんでした

もし行っていたらかなり生き方も変わったとったんかもしれへんな・・・

まぁゆきひろさんがエホバの証人になっていたことで、このブログが存在していますので、当時教会に行かなかったというのはある意味、神様の導きがあったんだと思いますね
それから私は中学生となりました。
中学時代は、エホバの証人から離れていましたが、いつかはエホバの証人の勉強をしてハルマゲドンを乗り越えるんだと思っていました。

エホバはハルマゲドン近し!と警告を与えて信者を獲得しとったんかいな?

確かにそうですね。
エホバの証人の教理にはハルマゲドンが常に強調されていますね。
ハルマゲドンが近いから信者になるようにという大義名分が成り立ちます。

なるほどな
しかしイエス様の再臨はわからんよな?

聖書にはイエス様御本人も世の終わりがいつなのか分からないと言っています。
イエス様が分からないことを人間が分かるはずはないですよね。
何とか高校生になる
私の中学時代の成績は散々なものでした。
全ての教科において、下から一桁台でした。
当時は学校の先生がものすごく厳しく、特に英語の授業中は半分以上が説教ということもありました。

今の時代では考えられへんな・・・

まぁ確かにそうですね
卒業してから聞きましたが、私の一つ上の学年で教師が生徒の指導をなかなかしなかったんで学校が荒れてしまったんです
そのことで、私たちの学年はかなり厳しくなったみたいです

なるほど・・・
そういう理由からですか・・・
私はそのことから勉強に対する意欲が全く無くなってしまいました。
当時の担任の先生からは定時制高校か通信制高校しか通うところが見つからないということで、私はものすごく落ち込んでいました。
この二択のうち、エホバの証人が多いという理由で通信制高校を選択することに決めました。

エホバの証人は通信制高校は多いんか?

確かに柔道や剣道などの格闘技が授業に組み込まれていません。
それにより友達からのイジメが極力少なくなるという理由から通信制高校を選ぶ人も多いのではないでしょうか?

エホバは格闘技やったらあかんもんな

格闘技をしないという理由から、エホバの証人はイジメの対象になってしまうこともあります
エホバの証人を子供の時からやっていくのは本当に大変だと思いますね

なるほどな・・・

今日はこのくらいにしましょうか?
次からいよいよエホバの証人になっていくお話ですね

まぁとりあえず楽しみにしとくわな
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