あれまたノストラダムスの大予言の本がある！
私が小学生だったとき、この本がよく流行っていました。
母親もこの本をよく図書館から借りてきたり、しまいには購入したりしていました。
母親曰く、ノストラダムスの大予言から私は聖書に興味を持つようになったと言っていました。
ノストラダムスの大予言からエホバの証人に…？
何か繋がっているようで繋がってない うーん何かよう分からへんな…
確かにノストラダムスの大予言を読んでからエホバの証人が訪問してきて、エホバの証人と勉強をはじめられる方は、一定数おられたのではと思いますね。
なので、当時はそれだけ終末論に対して人気があったということですね。
時代やな！！
お母さん何しているの？
ある日私は家で遊んでいると、母親が玄関先で、ずっと長話をしていました。
おそらく同じマンションに住む友達だろうと思っていましたが、それにしても話が長すぎでした。
それから数日後、小学校から帰宅すると、見知らぬ女の人が二人いました。
母親と女性二人は海老色の本を一緒勉強をしていました。
お母さんこの人たちと聖書を勉強しているの！
どうやら、母親が玄関先で話していたのも、この人たちと聖書の勉強をしていたとのことでした。
また次の週もこの人たちは来ていました。
聖書の勉強ということで、私は当時家にあった図鑑から、ノアの箱船やクリスマスなどを探し出してこの人たちに見せて自慢していました。
当時この二人の姉妹から、かわいいお子さんですねと、何度も言われたことを今でも覚えています。
ひろさんは今おっさんになってもうて、当時可愛かったどうか全然分からへんけど、これも窪ニッさんラブシャワーなんか？
確かにラブシャワーなのかどうか判断がつきにくいですね。、当時ゆきひろさんがどうだったか？当時の人と神さましか分からないところですね
窪ニッさんもいいよるな！
あと海老色の本って何や？
これは、”あなたは地上の楽園で永遠に生きられます”という書籍ですね。
母と私が昔それで勉強していた書籍ですね。
当時、エホバの証人になるためにはこの本で学ぶ必要があったのです。
まさにエホバの証人になるための登竜門的な書籍ですね
へぇー わしらみたいに純粋に聖書から学ばんのや。
母親、エホバの証人を力説する！
母親はノストラダムスの大予言から海老色の本へ、朝日新聞からものみの塔へ移行していきました。
ある日私は母親にこう質問しました。
お母さんエホバの証人って何？
母親はこう言いました。
神様って存在するかどうか聞いたことがあるかもしれないこど、この神様がエホバ神。つまり全知全能の神ということなの。
キリスト教世界は、イエスキリストが神様ということになっているけど、それは間違っていて、本当はエホバ神の御子。つまりエホバ神が直接創造された被造物ということになるのよ。
エホバの証人はキリスト教とは異なり、聖書に忠実な集まりであり、キリスト教よりも聖書を研究しているのよ。
私はそうなんだとそれを信じるしかありませんでした。
へーでもいくら子供やからと言っても、なかなかすぐには信じへんやろ
確かにそうですよね。
それはですね・・・・
それは当時の健康食ブームから？
なぜ私がなんの疑いもなく信じたのは母親が健康志向に走ったことです。
当時の母親は玄米食に凝っていて、健康のため実は白米よりも玄米の方がいいといつも言っていました。
母親は玄米にしたことで、みるみるうちに痩せていき元気になりましたし、他の友達にも勧めていました。
なので当時の私の頭の中は、白米よりも玄米の方が、そしてキリスト教よりもエホバの証人の方がいいという図式が出来上がってしまいました。
しかし玄米とエホバは関係ないやろ？
実はそうでもないのです。
日本では健康ブームなどで、実は〇〇より〇〇の方がいいとか、〇〇よりも〇〇の方が悪いとか、そういうのが、私達の子供のころに流行りましたよね。
日本のエホバの証人も見事にそれに乗っかり、キリスト教よりもエホバの証人の方が正しい みたいに伝道していくと、何かしら説得力があるように聞こえたりして、信者を獲得して行ったことを聞いたことがありましたね。。
そうなんや
これはドアの向こうのカルトという本の著者である佐藤典義さんがテレビ番組内で説明されてましたね
因みにドアの向こうのカルトという本は私個人的におすすめです。
ご本人はアメリカのブルックリンベテルでも奉仕されていた方なので内部事情に大変お詳しい方ですね。
エホバ、イエス 聖霊とは？
それから母親の話が再開します。
エホバは神様の名前ね。
イエスキリストがエホバの子供
つまり神ではない聖霊は神の活動力なのよ。
キリスト教ではこれらを三位一体と呼んでいるみたいだけど、聖書を正しく見ていくと三位一体と書かれてないのよ。
うーん完全に三位一体を否定しとるんやな。
エホバの証人も三位一体を否定しています。
３大カルトと呼ばれる宗教はどれもこの三位一体を否定していますね。
救いの重要な鍵であるイエス様を神ではないと否定すれば、神様がご計画されている救済を無効にすることができますね。
ああなるほどな。
あと聖霊についての理解もおかしいです。
聖霊様は人格（位格）をお持ちなのにただの聖なる力だとしてしまうことも、神様を否定していますね。
聖霊様は聖書に登場されとるもんな。
しかし人間の考えではなく、神様御本人が聖書を用いてどのように語られているのかを祈れば自ずと答えが見えてきますね。
ということは、聖書を読む前に教えてくださいと祈ってから読むことなんやな。
とりあえず今日はこのあたりにしましょうか？
ひろさん
また聞かせてな！
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