おかもと 聖書を学びなおす その1

マスタードシードクリスチャン教会に行く!
私は教会に行くことにしました。
しかし教会とはキリスト教であり大いなるバビロンであると、エホバの証人時代に教えられた行くべきところではないところです。
もし行ってしまえば、ゲヘナ行きになってしまう・・・つまり永遠の滅びが待っていると思ってしまいました。
しかし私を乗せたバスは教会へ近づいて行きます。
バスを降り、教会へ行く道中私は滅ぼされるのではないかと思いました。
そして目の前に教会が現れました。
マスタードシードクリスチャン教会は貸しビルの一室にあります。
ちょうどビルの入り口に若い女性が数人立っていました。
若い女性は笑顔で私にこう言いました。
”あっ初めまして!!礼拝に参加されますか?”
私は言いました。
”実は今日牧師はいないんです・・・代わりに副牧師がいるのでその者に伝えてくださいね”
私はアメリカ人の副牧師に会いました。
”はじめましておかもとSAN 確か元JWの方でしたね”
私はそのまま初礼拝に参加することとなりました。
”あなたは元エホバ・・・すごいキリスト教の教会に来られるなんて・・・”
”初めまして!あなたは元エホバの証人の方なんですか?・・・ようこそです”
”もうエホバの証人を辞めれてここに来られたんですね スゴイ!!感動ですね”
様々な方から声をかけられました。
マスタードシードクリスチャン教会神戸は、アメリカ人や日本人、韓国人、中国人など様々な国の人たちがいます。
私は海外に強いあこがれもあり、こういうインターナショナルな雰囲気が好きでした。
礼拝後、私はファーストステップというプログラムを受けることにしました。
私のファーストステップコーディネーターは私よりも年若い方お二人でした。
・・・そう思っていましたが、ファーストステップコーディネーターは、取税人のマタイは1世紀当時ただ税を徴収するのではなく暴力団の親分のような人だったと解説しました。
ファーストステップの終わりに私はこう質問しました。
ファーストステップコーディネーターはこう言いました。
本物かどうかというよりも、ここが理想的かどうかですよね?
理想的な教会は無いと私は思います。
当然ガッカリするところもあるかもしれません。
コリント第一の聖句にあるように、教会は互いに戒めあうところでもあります。
私は正直よく分かりませんでした。
また教会へ行く
一週間が過ぎた後、私はまたマスタードシードクリスチャン教会に行きました。
しかし牧師は今日もいませんでした。
どうやら研修で別のところに行っているようでした。
またアメリカ人の副牧師が対応してくれました。
この日も礼拝後、ファーストステップを受けました。
この日のファーストステップの終わりに私はこう言いました。
ファーストステップコーディネーターはこう言いました。
バプテスマを受ける受けないは本人の希望なんですよね。
つまり自由意志によるものです。
受けなくても地獄から救われると私は考えています。
おかもとさんが納得して受けたいと思った時に受けるのが一番よいと思います。
私はファーストステップを受け終わった後にバプテスマを受けるものと思っていました。
しかしファーストステップの冊子は非常にページ数が少ないことに驚きました。
やっと牧師に会う
また一週間が過ぎました。
ここでようやく牧師と会うことができました。
非常に陽気な牧師で驚きました。
”おかもとSAN やっとはじめましてですね!元JWの方でしたよね?ようこそです!!”
私は礼拝中この牧師をずっと見てました。
陽気で明るい人だけど礼拝は真剣なんだ・・・
礼拝後、私は牧師とお話しました。
”大阪のマスタードシードに元エホバの証人だった人がいます。その人に会うのもいいかもね・・・”
実はファーストステップコーディネーターがその手配をしていました。
”僕おかもとさんの為に、その手配してるよ!
おかもとさん!次の木曜日の夕方、僕はその元エホバの証人と会う約束をしています!
一緒に行かれますか?”
私は行くことにしました。
元エホバの証人の研究生と会う
私はファーストステップコーディネーターに言われた約束の場所に着きました。
しばらく待っていると、背の高いアメリカ人がウロウロしていました。
”あっ牧師だ!!”
私は声をかけませんでした。
しばらく待っているとファーストステップコーディネーターが現れました。
”おかもとさん!!こんにちは 少し待ちました?”
”そうそう牧師見ませんでした?”
確かに私は牧師をみました。
しばらく待っていると牧師が到着しました。
”こんにちはみなさん!!待ちました?”
しかし肝心の元エホバの証人が現れません。
”おかもとさんコーヒー店で待ち合わせしているのですよ”
早速待ち合わせしているコーヒー店に向かいました。
コーヒー店に若い男性が座っていました。
”お~久しぶり!!この方が元エホバの証人のお友達?”
お互い自己紹介をしました。
”はじましておかもとさん 私はエホバの証人の長老の家に生まれたんです。バプテスマを受ける前に家を飛び出して今は一人で住んでます”
・・・ということはこの人はバプテスマを受けていないつまり元エホバの証人では無いことがわかりました。
”うん?どう違うの?”
牧師はこう言いました。
どう違うんや島ニッさん?
正式にエホバの証人となったということですね
数時間私たちはコーヒー店でお話ししました。
最後に元エホバの証人の研究生は私にこう言いました。
”おかもとさん 大切なことを言いますね。
エホバの証人は組織の中でエホバを崇拝しています。
つまり組織が仲介役のような立場を取っていますね。
しかし私たちは直接一人一人神様と結ばれています。
因みに私と神様の間には何もない つまり何も入ることができません。
例え牧師もその間に入ることができません。”
私はこの意味をよく分かりませんでした。
しかし聖書を学びなおしていくうちに、この意味を理解するようになりました。
カルトは私たちと神様との間に入りたがります
入ってそのカルトの教理に従わせようとします
しかし私たちは神様と結ばれています
言い換えると私たちは直接神様と結ばれているので、人間の教理によって支配されることは無いのです