私のエホバの証人だった履歴書 中学生時代 その5

続き聞かせてもらおうか?
もくじ
登場人物
おかもと
後エホバの証人となる中学生
母
おかもとの母
エホバの証人となった
大元君
九州からやってきた転校生
お父さんはキリスト教の牧師
杉原君
おかもとと大元君が通う中学校の生徒
母親はごごう会衆に交わるエホバの証人
石屋君
おかもとのエホバの証人時代の友人
お父さんはごごう会衆の長老であった
注意※ 会衆名、登場人物は全て仮名です。
ハルマゲドンで滅ぼされる思いが強くなるが・・・
私は中学生となりました。
私は心の中で、”いつかはエホバの証人にならなければハルマゲドンで滅ぼされてしまう”とずっと思っていました。
しかし集会には年に数回程度行っている状態でした。
集会よりも家で遊んでいる方がよっぽどおもしろかったですしね
大元君からおかもっちゃんは間違っていると言われる
ある日、大元君がこう言ってきました。
”おかもっちゃんの宗教はイエス様が三位一体の神ではないと否定しているよね?”
この時、私は大元君にイエスは被造物だと言いました。
つまりイエス様ではなく、ただの被造物のイエスだと大元君に言いました。
”いやおかもっちゃんは間違っているで!”
このように言われたので、私は母親に本当はどうなのかを聞くことにしました。
”あなたは大元君に正しいことを言ったのよ。イエスは被造物なんだから!”
母親は大元君が好きでしたので、いつかはエホバの証人になってくれることを望んでいたのかもしれませんね
剣道部または柔道部に入りたかった私
中学校では部活動があります。
私が通っていた学校では、必ず全生徒がどの部に入るのか選択する必要があるのです。
私の兄は剣道部でした。
兄が剣道部に入部する時は、母親はまだ未信者だったので兄は入ることができました。
しかし私の場合は、母親がエホバの証人になっていたので、私が剣道部に入ることは許されなかったのです。
そして私が入学したときに、私が通っていた中学校では初の柔道部ができました。
柔道部には小学校時代に仲が良かった友達がかなり入部していました。
剣道部または柔道部に入りたかったのですが、母親から格闘技は絶対にダメということで入部することを禁止させられました。
もちろん宗教上の理由と、金銭的な理由もあったと思います
柔道部はそれほどしなかったと思いますが・・・
同じ中学校に通っている人を紹介される
私が中学校に入学したとき、王国会館で”この子もおかもと君と同じ中学に通っているのよ”と紹介された人がいました。
名前は杉原君と言います。
杉原君とは小学生の時に紹介された石屋君ほど親しくなることはありませんでした。
中学生の時も校歌や生徒会選挙など、エホバの証人の信仰が試される場面が幾度もありました。
しかし私も杉原君も校歌を歌い、生徒会の選挙も積極的に投票していました。
おかもとさんは心の中で、罪悪感は感じておりましたか?
その罪悪感がもっと感じ取れる場面が起こります
それは私が中学2年生の時に、体育の授業で柔道を習わされる場面がありました。
試合はしないが、受け身の練習や基本的なことは習わされました。
母親に相談すると、試合はやらないけども戦いを学んでいることには間違いないだろうから絶対に断りなさいと言われました。
しかし私は先生に柔道はできませんと言うことができませんでした。
次の大統領になる前に必ずハルマゲドンが起こる?
私が中学3年生だった時、母親がこう言いました。
”ものみの塔では2000年になる前にハルマゲドンが起こるそうよ!あなたも早く聖書学ばないとね”
と言いました。
ちょうどその時アメリカの大統領選挙で、ビルクリントンさんが次期大統領として決まりました。
私はこう思いました。
”ビルクリントン時代にハルマゲドンが来るんだ”
次はその7で・・・