私のエホバの証人だった履歴書 小学生時代 その4

今日もするんか?
登場人物
おかもと
後エホバの証人となる小学生
母
おかもとの母
エホバの証人となった
広畑先生
小学校の教諭
おかもとがいるクラスの担任教師
キリスト教徒であると思われる
大元君
九州からやってきた転校生
お父さんはキリスト教の牧師
注意※ 会衆名、登場人物は全て仮名です。
漢字テストが良いのはエホバのおかげ?
私は小学4年生の時、よかったことがあります。
それは漢字テストです。
漢字テストだけは誰にも負けないぐらい頑張れたと思っています。
しかし母親は私の漢字テストの成績を見てこう言いました。
”エホバのおかげよね”
しかしこの答えに私は納得がいきませんでした。
”毎日コツコツ漢字の勉強してきたからいい点数がとれているんじゃないのか?”
そう言ってくれたのは私の兄でした。
”私の聖書物語の本を読むようになってからあなたの成績が上がったのよ!”
という母親。
兄はエホバの証人の組織が異常なことに気づきはじめました。
私も漢字の成績の事で全否定された気分になったので、集会に行くのを辞めることにしました。
厳しい先生から最後の審判の話をされる
私は小学5年生となっていました。
厳しい先生で有名の広畑先生が私の担任となり、重い一年になるなと思いました。
広畑先生はタバコも酒も一切口にしない先生でした。
まさに自分に厳しく人にも厳しい先生だったと思います。
この先生が口癖のように言っていた言葉があります。
それは・・・
君らの時代は貧乏になる!!
そしてもう一つ言っていたことがあります。
聖書では世の終わりに最後の審判が起こると予言されている
私はこの時母親からエホバの証人の教理を学んでいたので、心の中でそれは違うと思っていました。
今考えるとこの広畑先生は、聖書の教えを小学生にしていたのではないかと思っています。
最後の審判についてはへブル9章27節にこうありますね
また、人間にはただ一度死ぬことと、その後に裁きを受けることが定まっているように、
出典:新共同訳聖書より
牧師の息子さんが新しい友達となる
小学校6年生になった時、九州から大元君が転校してきました。
ちょうど席が私の隣になり大元君と私はすぐに仲良くなりました。
早速大元君の家に遊びに行くと、何やら大きい建物を案内されました。
”うん?これは教会じゃないの?”
大元君の家は教会兼宿舎だったのです。
そして大元君は牧師の子供でした。
教会と言えば、エホバの証人が大いなるバビロンと言っているグループです。
流石に私も悩みました・・・
しかしせっかく仲良くなったので、一緒に遊ぶことになりました。
教会に行けばエホバの証人を批判する本がずらり!
大元君が教会に遊びにおいでよと誘われましたが、私は断りました。
しかし学校が終わってから大元君と教会探検をしたことがあります。
私は教会の本棚を見ると、そこにはエホバの証人を批判する本が並んでいました。
私はその本を少しだけ読みました。
1914年にこだわることや、輸血禁止がおかしいことも書かれていました。
しかし母親からそれらの本は背教者が書いている本だから見ないようにと教えられていましたので、その本の内容は信用しませんでした。
僕の方が聖書詳しいよ!!
ある日、大元君と私は聖書についてどれだけ知っているのか競い合ったことがあります。
審判は大元君のお父さんである牧師でした。
お互いクイズ形式で聖書の話題を取り上げては答えていきます。
あずまさん大元君役をしてください
聖書クイズ!
そこでお父さんである牧師さんはこう言いました。
”おかもと君もよく知っているね しかしエホバじゃなければいいのにな~”
母自身も大元君のことは好きでしたしね
続きはその5で・・・
次は中学校からです