エホバの証人を辞めてから・・・その2

もくじ
働くことによって滅ぼされるという不安が軽減された
エホバの証人を辞めて働く前までは、いつか自分はハルマゲドンが来て滅ぼされるんだという思いが常にありました。
滅ぼされたくなければ、伝道や集会に行かなくてはならない・・・
しかし、伝道や集会に行くぐらいなら滅ぼされた方がマシだとも思っていました。
最近、裁判で死刑を宣告された人が、刑務所でおびえながら過ごしているという話をテレビなどで知ることができます。
このころの私はまさにそういう状態だったのです。
しかしサラリーマンになり、仕事をしていることでそういう思いから解放することができました。
その思いは束の間、休日になるとハルマゲドンで滅ぼされるという思いは蘇ってくるのです。
会社で聖書を学んでいると言ってしまう
私は上司や先輩に対して聖書を学んでいると言っていました。
自分は聖書を学んでいるんだということを自慢したいからそう言いました。
今思えばとても罪深いことをしていたんだと思います。
ここで会社の上司はこう言いました。
”おかもと君は聖書の話が大好きなんだな・・・”
横で聞いていた同期の人は私に皮肉を言っていました。
血入りの食べ物が食べられない・・・
私は会社に入社して約10年経ちました。
そして会社で一定の成績をあげることができました。
そのご褒美で私はグループ会社が主催している海外研修でスペインに行くことができました。
私にとってスペインは初海外であります。
海外研修中、あるレストランでこげ茶色の食べ物が出されました。
通訳の人曰く、この食べ物は動物の血でできているものでした。
血はエホバの証人が食べてはならないものです。
私はエホバの証人を辞めているのにも関わらず、その血入りの食べ物を口にすることができませんでした。
”おかもと食べろ!!”
私の上司はそう言いました。
私はとりあえず口に含みましたが、トイレでその食べ物を吐き出しました。
このときエホバの証人を辞めて約10年以上経っていましたが、この時の私はまだエホバの証人の考え方が残っていたのです。
エホバのマインドコントロールってきついんやな!!
人にもよりますが、常にハルマゲドンで滅ぼされるという恐怖を植え付けていますからね
因みに血の問題はいつ克服されたんですか?
ハーベストの聖書フォーラムで知り合った方からの助言で血の問題を克服するために献血に行かれたらどうですかと言われたんです
しかし一筋縄ではいかなかったのでは?
街を歩いていると偶然献血センターの近くを歩いていて、もうこの時しかないと思い献血を希望いたしました
しかしこのおかもとさんの行動は神様はよくご存じのはずです
会社でエホバの証人の人と学んでいる人に会う
私がいた保守会社では、私のようなコンピューターの保守をする者の他に部品を運ぶ運転手の方も一緒に働いていました。
この運転手の方は当時エホバの証人の人と書籍研究をされていました。
私は話の流れでこの運転手の人に自分は以前エホバの証人だったということを言ってしまいました。
運転手の方はとてもびっくりされていました。
ここで私が印象に残っている会話があります。
わしも書籍研究しとるけど、将来週に3回集会に行くことができるやろうか?
わしそれがめっちゃ印象に残っていてそれがおもしろうてな、それであの人らに興味を持って書籍研究するようになったんや
そしてわし実は嫁はん以外に彼女おるんや
聖書ではそういうことしとるとアカンやろ?
わしが聞いた話ではな・・・そこで働いとる人が何気なしにタバコに火をつけてそれが原因で排斥されたみたいなんや
エホバの人は、これはエホバが人に見せたと言っとるんやな
おかもとどう思う?
END
ありがとうございます
しかしエホバってタバコあかんのや
わしは吸わんようにしとるけど
私も吸っていませんし・・・
続きはその3で・・・
さらに辛くなりますね