エホバの証人が祝わないクリスマスは本当に異教的なのか?

この記事を書いているのがちょうど11月末なので、クリスマスの話をしたいと思います。
クリスマスは一般的にイエスキリストの誕生日を祝う祝日のこととされています。
しかし私はエホバの証人でしたので、クリスマスを祝う習慣がありませんでした。
私も混ぜてもらってもいいですか?
クリスマスは祝うべきなのでしょうか?それともエホバの証人のように祝わないべきなのでしょうか?
今回はクリスマスについて解説していきましょうか?
もくじ
エホバの証人がクリスマスを祝わない理由とは?
エホバの証人はクリスマスシーズンになるとある行動に出ます。
それは・・・
伝道でクリスマスを否定することを言います。
そして仕事仲間にも言ったことがあります
1、クリスマスを祝うことは聖書に書かれていないから
2、イエスキリストの生まれた日時は分からないから
3、イエスキリストが生まれた時に羊飼いが夜の番をしていたから
これはものみの塔でよく説明されていることですが、イスラエルの12月は日本のように冬になります。
イスラエルでは、冬は寒すぎて羊飼いは夜の番をしないとものみの塔は解説しています。
だからイエスキリストは12月にお生まれになっていないとエホバの証人は断言しています。
キリスト教会でもクリスマスは祝わないところもある
実はキリスト教の教会でも、クリスマスを祝わないところもあります。
その理由としてあげられるのが、羊飼いが夜の番をしていたからイエスキリストは冬にお生まれになったわけではないと答えています。
クリスマスの起源は異教的であった?
クリスマスの起源は異教的文化からきています。
つまり古代ローマ帝国で崇拝されていたミトラの誕生日が12月25日なのです。
12月25日あたりは日照時間が短いからということか?
日照時間が短い・・・
つまり太陽の神はその日に生まれたんだとしているのです
古代ローマでは12月25日のミトラの誕生日からいつの間にか、イエスキリストの誕生日となっていたようです。
ミトラ教について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
ではなぜキリスト教会はクリスマスを祝い続けているのか?
これは聖書からそのことを引用してみましょうか?
ルカ2章10節から11節
しかしみ使いは彼らに言った,恐れることはありません。見よ,わたしはあなた方に,民のすべてに大きな喜びとなる良いたよりを告げ知らせているのです。 今日,ダビデの都市で,あなた方に救い主,主なるキリストが生まれたからです。
出典:新世界訳聖書より
聖書の記録ではイエスキリストの誕生日を祝っている個所はありません。
しかしイエスキリストがお生まれた時に神のみ使いたちが、大きな喜びをもって神を賛美したとあります。
しかし私の友人はクリスマスを祝いませんが、私はクリスマスをすごく祝いたい派なんです
なぜなら、イエス様が人間を救うため人として生まれてきたことを記念する日だからです
イエスが生まれた日って分からないんですよ!!
つまり春だろうが、夏だろうが関係ない・・・
私はそう思っています
実はエホバの証人もクリスマスを祝っていた
これはエホバの証人である私の母が言っていた言葉です。
”エホバの証人も昔はクリスマスを祝っていたのよ”
”徐々に光が増し加わってクリスマスは異教的な教えが入っているからやめたの”
初期のエホバの証人はクリスマスを祝っていました。
母が言っていた、”徐々に光が増し加わって・・・”という意味は、箴言4章18節に書かれている”明るさを増してゆく輝く光のようだ”という聖句からきています。
つまり明るさが増していくように、真理も改版されていくということです
ホンマにエホバの証人はクリスマスを祝っとたんかいな?
当時の聖書研究者は,クリスマスの祝いをやめる必要があることを理解していませんでした。ブルックリン・ベテルの成員たちでさえ,クリスマスの祝いを続けていました。
これはおかもとさんのお母様が言われたように”徐々に真理が明らかになる”というよりも・・・
実は誕生日もこのときに禁止になっています
詳しくは別記事にて解説したいですね
実はイスラエルでは冬に羊飼いは夜の番をしている
イスラエルでは本当に羊飼いは夜の番をしているのですか?
これは中川健一牧師のハーベストタイムでアップされている情報です。
ハーベストタイムでは年に決まった日に聖地旅行でイスラエルに行くイベントが開催されています。
毎年、中川健一牧師または聖書フォーラムの長老となられている方達が団長となって、聖書に出てくる名所を訪問しています。
その中で中川牧師曰く、”イスラエル人は冬に羊飼いが夜の番をしています”ということを仰っております。
なのでイエスキリストは12月25日にお生まれになった可能性もありうるそうです。
詳しくお知りになりたい方は、下記の動画をご覧ください。
しかし冬にお生まれになった可能性はあるというのが正しい答えですね
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クリスマスの起源は異教ではあります。
島西牧師のモデルであるアメリカ人宣教師曰く・・・
”クリスマスはとにかく楽しいじゃない!こういうときにイエス様の福音を伝えられるのはもっと楽しいじゃない!”
クリスマスはエホバの証人のようにネガティブに考えるより、もっと前向きに考えることが必要だと私は考えています。
もちろんクリスマスを祝う祝わないは、クリスチャンであっても個人の自由です。