ここまで違うの?聖書的キリスト教の伝道とは

私がキリスト教会に来て思ったことがあります。
”この人たちいつ伝道するのだろう?”
エホバの証人時代は、神権宣教学校や奉仕会など伝道をするための訓練の場がありました。
ものみの塔が出版している、聖書から論じるという書籍があります。
この書籍は伝道をしているときに、訪問先の人たちからの質問にどのようにして答えていくのかが書かれています。
私も母親もこの書籍をよく読んでは、伝道に活かしていました。
伝道ってしているんですか?
やっていると言えばやっているで!
エホバの証人のように訪問でですか?
おっ島ニッさんがきよったやん
いいですね 私も混ぜてください
キリスト教の人ってあまり伝道してませんよね
それでは私たちの伝道を解説していきましょうか?
もくじ
まずエホバの証人の伝道方法とは
エホバの証人の伝道は、一軒一軒家を訪問していく方法をとっています。
最近は街路伝道の方が目立っているかもしれません。
私がエホバの証人だった時は、訪問伝道の他に電話で一軒一軒かけていくことも行っていました。
最近では後にキリスト教に転身された人が、インターネットのYahoo知恵袋を使って質問に答えていく伝道をしていたことがあるようです。
因みに私の母親も、ちょうど昭和から平成になる辺りの時にエホバの証人の信者となっていました。
日本のバブル時代背景が合致していたのかもしれませんね
キリスト教会の伝道とは
キリスト教会の伝道方法は、とても様々です。
街頭に出てみ言葉を述べ伝える人もいれば、チラシを郵便受けに投函していく人もいらっしゃいます。
そしてテレビに出演して聖書のみ言葉を伝えている人もいます。
最近は地デジ化の機材に費用がとてもかかることからインターネットに切り替えて行っておられます
私おかもとも、このブログで記事を書いていますのである意味伝道をしていることになるかもしれません。
またキャンパスクルセードという団体が、日本の大学を対象に伝道活動をしています。
大学内で大学生に声をかけて、イベントに誘ってみたり聖書を一緒に学習したりしています。
クルセード=十字軍ですよね?
これはキャンパスクルセードの創始者であるビルブライト伝道師も、名前を変更する考えをお持ちだったようです
キリスト教での一番の伝道方法とは?
キリスト教会の一番の伝道とは、家族または友達を教会に誘うことです。
私が通っているマスタードシードクリスチャン教会の大多数の人は、友人に勧められて通われている人がほとんどです。
私が知っている教会である、宝塚フェローシップ教会やNCCTOKYOに通っている信徒さんのほとんどの方が、友人や知人の紹介で通うようになったようです。
これから先そういう人たちが増えるかも知れんけどな
マスタードシードクリスチャン教会お二人の牧師の伝道方法とは?
ここでマスタードシードクリスチャン教会の牧師お二人がどのように伝道をしているのかを紹介したいと思います。
アメリカ人牧師と日本人協力牧師お二人とも伝道のやり方が異なります。
アメリカ人牧師は、カフェで声をかけて話をしていくのがとても上手です。
私が知っている限りでは、カフェ伝道がきっかけで教会に通うようになり、洗礼を受けられて現在も教会に通われている方がいらっしゃいます。
日本人牧師は聖書学習に導くのがとってもお上手な方です。
教会に初めて来られた方に声をかけて、その方と親しくなってから聖書の教えに導く。
私が印象に残っているのは、いきなり聖書の教えをせず、その方と関係を構築してから聖書の教えに導いておられました。
私は日本人牧師にこう言ったことがあります。
日本人牧師は私にこう言いました。
”伝道はとっても地味な活動です。時には我慢も辛抱も必要でしょう。”
”しかしその中でもたった一人が聖書を学びイエス様を主として信じるようになれば、これほど嬉しいことはありません”
聖書に興味が無いのなら、新しい人を見つけるのが最善なんじゃないの?
これは、私がエホバの証人時代の話になります。
私には10歳年上のエホバの証人時代の司会者の太田兄弟(仮名)という方がいらっしゃいました。
この方はエホバの証人にしてはとっても個性的で、明るく優しい方でした。
太田兄弟は私に声をかけて・・・
”おかもと兄弟、これからある研究生と書籍研究をしに行くのだけど一緒に来てくれる?”と言われました。
奉仕時間が欲しかった私は、太田兄弟の誘いを受けました。
太田兄弟の話を聞くと、この研究生は約2年ほど書籍研究をしているとのことで、未だに集会にも主の記念式にも行ったことが無い人でした。
家に帰って、そのことを母親に話すと、母親はこのように言いました。
”2年も聖書研究をしているの?その方と早く聖書研究をするのを辞めて他の人を導いた方がよいのに・・・”
母親は言い換えれば”その人と早く見切りをつけて新しい人を導く方がよい”と言うことです。
もしかしたら今でもそういうお考えのエホバの証人の方もおられるかもしれません
未信者の人も私たちにとってはよき隣人なのです
我慢強く私をイエスキリストに導いてくださった
この話は、マスタードシードクリスチャン教会に通う方の証です。
この方は大学でキャンパスクルセードのメンバーからの誘いで、聖書学習をするようになったそうです。
聖書学習は一週間に一回のペースでやっていただけたそうです。
キャンパスクルセードのスタッフが大学で伝道をしている様子。
キャンパスクルセードのメンバーが、途中で諦めることなくその方を熱心に導かれました。
”普通の方であれば恐らく途中で諦められていたのではと思います。しかしクリスチャンのメンバーさんが毎週熱心に聖書を私に教えてくれました。”
マタイ18章12節~14節
ある人が、羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たすれば、九十九匹を山に残しておいて、迷い出た一匹を探しに行かないだろうか。はっきり言っておくが、もし、それを見つけたら、迷わずにいた九十九匹より、その一匹のことを喜ぶだろう。そのように、これらの小さな者が一人でも滅びることは、あなたがたの天の父の御心ではない。
出典:新共同訳聖書より
エホバの証人の場合は、研究生に教える時間は奉仕時間にカウントできます。
ひょっとすると奉仕時間を稼ぐことが目的のために、長年同じ人と聖書研究をしている人もいらっしゃるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
エホバの証人と同じようにキリスト教会でも伝道は行っています。
教会によって温度差はありますが、熱心にしている教会も多いです。
エホバの証人は時間を稼ぐために伝道をしている方達もいらっしゃるかもしれません。
少なくとも私はそうでした。
しかしキリスト教会では私が知っている限り、エホバの証人のように”時間を稼ぐことのような”人を救うこと以外の目的として伝道をしている人は一人もいません。
この記事で紹介したキャンパスクルセードの方の証のように、一人でも多くの人がイエスキリストを主として認めて救われることが聖書的キリスト教の願いです。
因みに私おかもとも、その内の一人です。